子供の成長期のダイエット(減量)で気をつけたい注意点

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引用元:http://weheartit.com/
成長期に「痩せたい!」「ダイエットしたい!」という風に体重や体型に興味を持つ子も多いと思います。身体としては成長しなければいけないタイミングにカロリー制限や糖質制限を行っていいのか?成長の妨げにならないか?どのような危険があるのか?子供のダイエット(減量)について気をつけたいポイントについてまとめました。
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身体の変化が著しい第二次性徴期ですが、身体が成長して大きくなるだけではなく、男子はより男性らしく、女子はより女性らしく、心身ともに成長していく大切な時期でもあります。

身体に現れる様々な変化を自分で受け入れていかなければならない状況と、周りから見られている自分を強く意識するのもこの時期であり、心身ともにアンバランスなこの時期だからこそ、誤った理想像を持ってダイエットに励んでしまうと、取り返しのつかない危険性を孕んでいるということをしっかり確認しておきましょう。

成長期ダイエットの危険性を知ろう

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成長期のダイエットの怖いところはダイエットに対する正しい知識もないままに、ただやみくもに体重を落とすことだけに焦点を当て、簡略的に食べないことでダイエットをしてしまい、身体が成長するために必要な栄養が不足し、その結果、様々な影響が現れてきます。

身体が急激に変化する成長期だからこそ、食べないダイエットが身体に及ぼす深刻な影響をしっかりと認識しておきましょう。

カルシウム不足

成長期のダイエットで注意したい危険ポイントのひとつはカルシウム不足です。

カルシウムが使われる優先順位は血液で身体の中をかけ巡り、脳や神経細胞や心臓の働きを調整し、助ける役割をし、その後に骨に到達すると骨を強くする栄養素として活躍します。

カルシウムが不足してしまうと、骨まで到達するカルシウムが少なくなるため骨密度を充分に満たすことができず、将来骨の空洞化が問題になる場合があります。

骨は18歳頃をピークに成長をし、成長期の間はカルシウムの吸収率が高くなり、その後50歳を迎え女性ホルモンが低下し、骨量を維持していたエストロゲンが減少してくると、骨密度が低い場合には骨粗鬆症の症状が現れてくる心配がでてきます。

無月経や不妊症のリスク

成長期であり、思春期の女の子は女性ホルモンの分泌が活発になり、皮下脂肪がつきやすく

ハリのある身体へと変化していきます。

それはこれから妊娠を控えて、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの機能が必要不可欠で、皮下脂肪で身体を冷えから守ることで、子宮や卵巣などの妊娠するための機能を整える役目をしているからなのです。

ダイエットによって脂肪量が20%を切ってしまうと、エストロゲンの分泌が鈍くなり、正常に排卵が起こらなくなってしまう危険があり、その結果、不妊症のリスクが高まってしまいます。

また十分に鉄分が補給されいない状態が続くと貧血が起こりやすくなり、めまいや立くらみを感じたり、生理不順や無月経を引き起こす原因にもなりかねません。

食べないダイエットは摂食障害のリスク

成長期のダイエットで気をつけたいのが、ただ闇雲に体重を減らすことだけを意識して、安易に食事を減らすダイエットに頼りがちになるところです。

成長期は文字通り、身体が成長するために身体を作り上げている時期であり、この時期に必要な栄養素が得られなければ、支障が現れてくるのは当前です。

中でもたんぱく質は筋肉や血液、爪や毛髪など全てにおいて必要なものであり、たんぱく質不足は肌荒れや貧血、抜け毛など目に見える変化を引き起こす他、筋力が低下することで代謝が悪くなり、余計に痩せにくい身体を作り上げてしまうことになりかねません。

その結果、食べないダイエットで体重を減らすつもりが、食べると余計に身体へと蓄えやすい身体へと変化し、摂食障害を起こしてしまう危険性もありますので、ダイエットには知識も必要であることを心得て安易に食事を減らすことはやめましょう。

成長期のダイエットは親との連携プレーで

成長期に限らず生きている上で大切なことは、食事・運動・睡眠ですが、正しいダイエットを行うためにはそのポイントを押さえることが必要となります。

成長期のダイエットでは、親がそのことを理解し、連携して意識を変えていくことが大切になります。

食事でのカロリー制限では親の理解が必須

ダイエットの基本はただ闇雲に食事量を減らすのではなく、バランスの取れた栄養素を心がけながら摂取するカロリーが消費カロリーを上回らないよう気を配ることです。

成長期であれば食事を用意する親側の理解が欠かせず、身体作りの影響を左右する重要な役目であることを理解することが必要となります。

運動でも親の協力が必要

成長期のダイエットに運動は大切なのですが、「運動をしなければ!」と意気込んでいきなりしっかりとした運動を始めようとしても、続けていくのは至難の技です。

まずは毎日の生活の中で、エレベーターやエスカレーターを使っていたのを階段にしたり、車や自転車で移動していたのを歩きにする…などの日常生活の見直しをしてみましょう。

プラスで運動を取り入れる場合でも、子供にとって目標のない運動を続けるのは苦痛でもあるので、まずは歩く時間を増やして下半身の筋肉を動かしていくことから始めましょう。

睡眠時間もしっかり理解してもらう

質の良い充分な睡眠をとることは成長ホルモンの分泌を促進しますので、身体の成長に欠かせない大切な時間です。

小学生(7歳~12歳)であれば約9~10時間、中学生(13歳~15歳)であれば約8~9時間、高校生(16歳以上)約7~8時間の睡眠が理想となり、思春期には成長ホルモンに加えて、性ホルモンの分泌も活発になりますので、「寝る子は育つ」と言われるように良質な睡眠を取ることでしっかりとした身体が作られていきます。

まとめ

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成長期のダイエットは、身体を作り上げている成長期だからこそ気をつけなければならない大切なポイントがあることがわかりました。

スリムな体型に憧れる時期だからこそ、体重を落とすダイエットに意識が向きがちですが、生活習慣を整えることで健康的な身体を手に入れることが、実は美しさの秘訣であることを忘れないように心がけて欲しいと思います。

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